カステラはいかがですか? お店で売っているカステラに負けないくらいのおいしいカステラが家庭で作れます。 カステラ(castella)とは、もともとポルトガル語で(bolo de Castella・カステラ地方の菓子の意),室町時代の末期にポルトガルの宣教師によって伝えられたといわれています。
準備:型 新聞紙5,6枚を重ねて、縦横ともに20cmくらい、高さ6,7cmの箱を、作ります。箱のサイズは、オーブンのサイズに合わせてください。私は長い間この新聞紙の箱を使っていましたが、最近友人が、桐で箱を作ってくれましたので、便利に使っています。お菓子の木箱などがあるといいですね。この中にパラフィン紙を敷いて使います。新聞や木の箱は、熱の伝わり方が遅いので、じっくりきれいに焼けます。新聞紙の箱は、数回使えます。また、木箱の場合は、10分ほど焼き時間を長くしてください。
材料:20cm×20cmの箱の場合
強力粉:270グラム
卵 :400グラム (小なら7個、大なら6個くらい)
砂糖 :350グラム
蜂蜜 :90グラム 牛乳: 75グラム
サラダ油:100グラム みりん: 15グラム(大さじ1)
前準備: @まず型にパラフィン紙を敷いておきます
Aすべての材料をあらかじめ計っておくきます(一人ですると大変忙しいので、あらかじめ手元にすべて計っておいておくと楽です)
作り方:
@
卵全部と砂糖を大きなボウルに入れ、もったりする
A ここに蜂蜜、牛乳の順に入れ、さらに泡立てましょう。
B
粉(強力粉)を入れ、ハンドミキサーの弱または泡立て器、又は木べらで
切るように、混ぜます。
C サラダ油を加え、木べらまたはゴムべらでさっと混ぜます。
D 最後にみりんを加えて、ゴムべらでボウルの壁側もすくいとるようにしてさっと混ぜます。みりんを加えると、照りが出ます。
E あらかじめ作っておいた型に流し、180度で20分、160度で40分焼きます。
新聞紙で作った箱ですと、はじめ焦げるにおいがしますが、気にしないで、大丈夫です。木箱の場合は、180度で25分、160度で50分焼きます。
焼き上がりの表面が膨らんでいて、弾力があり、火を止めてもへこまなかったら成功です。
F、焼きあがったら、乾燥しないように上にアルミホイルをかぶせて、冷まします。
冷えてから切りましょう。3日くらい置いた方がおいしくなります。
注意
・ 卵を泡立ててからは、すべて急いで混ぜ加えなければならないので、準備をきちんとしておくことが大事です。
・ 油分があると泡立てがうまく行かないので、ボウルは必ずきれいに洗ったものを使いましょう。また、サラダ油は蜂蜜を加えた段階で加えないで、必ず粉を混ぜたあとで加えてください。
・応用として、ココアの粉を入れたり、抹茶を入れたりして変化を楽しんで下さい。