忙しい方へ、ものぐさの方へ、短時間で出来る惣菜です。ご存知のものばかりかもしれませんが、ヒントになれば幸いです。
1. ナスの南蛮漬け
ピリッと辛くて、たくさん食べられるおかずです。ピーマンを混ぜてもよいでしょう。
すぐに頂いてもおいしいのですが、冷やしてもまたおいしいので、作りおき出来ます。
半煮えのネギがまたオツな味です。
材料:ナス10個、長ネギ2本、醤油1/4カップ、赤唐辛子みじん切り
作り方:
@ ナスを縦二つに切り、さらに縦に4本か5本に細長く切り、水に2,3分さらしておく。
A 長ネギを小口切りにしてバットにしきます。ネギ好きな方は多いほどおいしい。
B ナスの水気をふきんでふき取り、ぬるめの油で揚げ、熱いうちにAのバットのネギの上にならべてゆきます。
C 小なべに醤油と同量の水と唐辛子のみじん切りを入れてさっと煮立たせ、熱いうちにナスにかけます。
2.ベーコンキャベジ
あっという間に出来ます。冬はここににんじん、玉ねぎ、ジャガイモなどを入れて野菜スープにします。
材料:ベーコン、キャベツ、ブイヨン
作り方:
なべに湯を沸かし、ブイヨン(スープの素)を入れて、ここにベーコンとざっくり切ったキャベツを入れ、ひと煮立ちしたら火を止めます。ベーコンはスライスよりブロックのものをごろっと切ったほうがおいしいです。好みにより、塩、コショウで味付け。
3.バランスオムレツ
卵のタンパク質にカルシューウムと野菜が入って栄養のバランス満点!子どものお弁当にや朝食にどうぞ。
材料:卵2個、冷凍ミックスベジタブル、牛乳大さじ1、砂糖小匙1、塩、ちりめんじゃこ
作り方:
卵に解凍したミックスベジタブルとちりめんじゃこを入れ、牛乳と砂糖、塩を加えて熱いフライパンに一気に流しいれます。さっとかき混ぜてから形を整えて出来上がり。「しそわかめちりめん」などが市販されているので、それを使うと便利です。
4.いかセロリ
淡白な味です。油にオリーブオイルを使うと香り高く出来ます。イカは生で食べられるように新鮮なものを使いましょう。オリーブオイルは加熱しても酸化しにくく、身体に良いので、炒め物に最適のオイルです。
イカは筋目を入れてから切ると丸まらない。
材料:いか1ぱい、セロリ1本
作り方:
@いか、セロリは細長く切る。
Aフライパンに油を敷き、いかとセロリをさっと炒めて塩コショウで味付け。イカが固くなりますので、炒めすぎないように注意しましょう。炒め時間はせいぜい20秒くらいです。
5.ほうれん草の卵和え
黄色と緑色があざやかな一品です。
材料:ほうれん草1把、卵3個(牛乳大さじ1、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、コショウ)
作り方:
@ ほうれん草はさっとゆでて切っておきます。
A フライパンに油大さじ1をしき、かっこ内の調味料を加えた卵でいり卵を作りますが、細かくならないように、油は少し多めにし、半熟くらいで火を止めます。
B Aにほうれん草を加えてさっと炒め、塩、コショウで味をつけます。
6. 小松菜の炒め煮
小松菜は栄養価の高い菜です。ほうれん草に比べてカルシウムは約3倍、鉄分は1.5倍あります。たくさん手に入った時は、すぐに固ゆでをして冷蔵庫に保存しておきましょう。
材料:小松菜1把、油揚げまたは厚揚げ2枚、醤油大さじ1、砂糖小匙1、
作り方:
@ 小松菜はゆでて切っておきます。
A なべにごま油を入れ、@の小松菜を炒めてから油揚げ、砂糖、醤油を入れて、さっと炒め煮をします。
7.キュウリのピリ辛
キュウリをビール瓶などでたたいて割って使います。夏の一品です。ビールにも良く合います。
ナイフを使わないので、ごろっと野蛮な感じでかっこいい。
材料:キュウリ5本、醤油大さじ1、砂糖大さじ1、酢小匙1、赤唐辛子
作り方:
@ キュウリ5本はビール瓶などでたたいて割り、食べやすい大きさにします。 たたいて割ると、ナイフで切るより表面積が大きくなって味がしみやすいのです。
A フライパンにごま油大さじ1を敷いて熱し、割ったキュウリをさっと(10秒位)炒めて別の皿に移します。
B そのままフライパンを洗わずに醤油、砂糖、酢と赤唐辛子のみじん切りを入れてひと煮たちさせ、そこにキュウリを戻して強火でからめます。もたもたしているとキュウリから水分が出てきますので、手早くしましょう。
8.ブロッコリーの甘辛醤油
温野菜はたくさん食べられます。炒めすぎるとブロッコリーがくずれますので注意してください。
材料:ブロッコリー、醤油、砂糖、酢
作り方:
@ ブロッコリーを適当の大きさに切り、ゆでる。
A なべにごま油大さじ1、醤油大さじ1、砂糖大さじ1、酢小匙1の割合で入れ、煮立ったらゆでたブロッコリーをいれてさっと炒める。炒めないでかけるだけでも良い。
9.玉ねぎステーキ
見た目もきれいで朝食にグーよ。
材料:玉ねぎ1個、トマト1個、5ミリ厚さのチーズ一切れ
作り方:
@ フライパンに油を敷き、1センチ厚さの輪切りの玉ねぎの上に同じく輪切りのトマトをのせ、その上に5ミリ厚さのチーズをのせて、焼きます。チーズは冷蔵庫の中で少し硬くなったものでも柔らかくなっておいしく食べられます。
味はお好みで、塩、コショウなど。なお、溶けるチーズは早くに溶けすぎますので、玉ねぎが半煮えの頃にのせます。
10.ナスのにんにく焼き
にんにくをたっぷり使ってスタミナをつけましょう。
ナスと油とにんにくは仲良しです
材料:ナス5個、にんにく3片
作り方:
@ナスはたて二つに切り、さらに4つくらいに細く切り、1,2分水にさらしておきます。
Aにんにくは薄くスライス。
Bフライパンに油を敷き、にんにくのスライスをいため、少し色がついて香りが出たら、細切りのナスをいれていためます。炒めすぎないように。最後に醤油で味をつけます。
11.豆腐ステーキ
肉が苦手の方へ。
材料:豆腐1丁、ネギ半本のみじん切り、
作り方:
@ 豆腐は半分の厚さに切り、まな板などで軽く30分ほど重石をして水分を抜きます。
A フライパンに油を敷き、@の豆腐をいれて中火で3分ほど焼きます。
B 豆腐を裏返し、上に小口切りしたネギをのせてまた3分ほどふたをして焼きます。
最後に醤油をかけて味をつけますが、お子様は、トマトケチャップなどを使うと食べやすいでしょう。
簡単料理(主食編)
暑い夏のランチにどうぞ
材料:太めん1把、ひき肉200グラム、インゲン100グラム、
調味料:砂糖大さじ1、味噌大さじ3、酒大さじ1、にんにく1片、水溶き片栗粉少々
作り方:
麺をゆでる前に肉味噌を作ります。
@ にんにくはこまかく切るか、すりおろしてごま油で炒めます。
A ここにひき肉を入れて火がとおるまで炒め、味噌、砂糖、酒を混ぜたものを加えてさらに水溶き片栗粉を入れて少しとろみをつけます。
B インゲンを茹で、斜めに細く切ります。
C 肉味噌にインゲンを混ぜ、ゆでた麺にかけていただきます。
2、三色どんぶり
子どもの喜ぶどんぶりです。
こんな国旗なかったっけ?
材料:ご飯、いんげんまたは絹さや、ピーマン、ひき肉、たまご、生姜
@ ご飯を炊きます。
A いんげん、または絹さや、ピーマンをさっと色よく茹でて細く切り、出し汁に塩、酒を加えて30秒ほど煮た中に入れてそのままおきます。
B 豚または鳥のひき肉に砂糖、醤油、酒を加えて炒り煮します。
C 卵に砂糖、塩、出し汁少々を加え、いり卵を作ります。
ご飯を盛ったどんぶりにABCを形良く盛り、真中にしょうがを細く切ったもの(針生姜)をおいていただきます。
3、 鮭寿司
忙しい時や、パーティの最後に役立つ超簡単寿司です。
決め手は白ゴマ。
材料:ご飯、塩鮭、インゲンまたは絹さや、三つ葉、白ゴマ
@普通に御飯を炊いておきます。
A塩鮭を焼き、皮を取ってほぐします。あまり細かくほぐさないように。
Bインゲンまたは絹さやをゆで、斜めに細く切ります。
C好みにより三つ葉を切ります。
D炊き上がった御飯に米の1割の酢に砂糖と塩を溶かしたものを混ぜ、ほぐした鮭とインゲン、白ゴマを混ぜます。好みにより三つ葉、細く切った海苔を上にかけます。
鮭の塩の量により、酢に入れる塩の量を調節します